この街を好きになっていたんだ

何故この街を好きになっていたんだ。高校まで過ごしたまちにはないモノがあるから。世界に誇れるモノがあるから。駅近、コンビニ近くで利便性に優れ、暮らしやすいから。
違いました。あなたがいたから、です。
ひとです。出合い、そして繋がり、繋げる
繋がっていくことで、そのひとがこのまちにいるから好きになっていたんだ、と思います。
さらに、"なっていたんだ"です。なろうと思ったわけでもなければ、なったということでもないのです。
無意識にあなたがいるからこのまちを好きになっていたんだと思います。
場、空間の価値付けには「ひと」の存在が大きいと考えました。
祖母に「お前が進学したとこがニュースにでると思わず、みてしまうよ。」
友と恋人が「来週そっち行くね。」と。わたしが、「そしたら、ここ有名だから行こうね!」。
それに対して、「どこでもいいよ。まかせる。」と。この地に来る目的が私に会うことであった喜び。これが「ひと」だと思います。
いま思うと私も「ひと」に会うことが目的の時にほとんど移動していたと思います。

このまちの価値は99%が「ひと」です。
あなたがいたからこのまちを好きになっていたんだ。
こんな未熟者の私と繋がってくださっている方々に感謝致します。有り難うございます。