家庭科

家庭科において「大切なお金の使い方」を考えさせる必要があります。

そのアプローチの仕方として理想と現実のギャップから「お金の希少性(お金には限りがあること)」の抽象的な概念に気づくという、授業のねらいです。

 

確かに、この視点は重要であると思います。これに気づかせる必要性も示されています。

しかしながら、私には違和感がありました。

私は「衣食住の最低限度の保障を基盤とした利他の心」ではないかと考えます。

「衣食住の最低限度の保障」は人間が人間らしく生きるためには必要不可欠です。運動・栄養・休養のQOLの三要素を踏まえ、QOLの向上が前提となります。

「利他の心」は他者の倖せのための使い方です。

あるネットの記事にもありましたが、「お金の価値は出口で決まる。」ということです。つまりq、お金をいかに使うかがそのお金の価値に決めるということです。例えば、一万円を所持しています。私利私欲のための消費と利他のための消費とどちらのほうがかちがあるでしょうか。その人が手に入れた一万円です。使い方は自由です。しかしながら、教育の観点で言うと後者ではないでしょうか。

 

しかしながら、「自分への投資」の観点をどう考えて良いかが難しいところです。私自身のお金の消費の観点として考え続けている点です。

 

人それぞれでいいと思いますが、数ある中の一つとして大切だと思いました。

 

 

お金の入り口と出口の観点から、、、

 

入り口、

1,悪いことをして手に入れたお金

2,良いことをして手に入れたお金

 

出口、

A,他者に悪いことをするお金

B,他者に悪くもなく良くないことをするお金

C,他者に良いことをするお金

 

マトリクスにして考えます。

入り口を行、出口を列とします。

これに対して、人間はこれらの「お金を使用する行為」に対してどのように考えるのでしょうか。

量的調査から統計的にみてみたいものです。

 

 

何気ない日常を過ごすことが出来ている「いま」を倖せに感じます。

私は今後この恩をどれだけ送ることができるのでしょうか。