「一本いただきました。ありがとうございます。」

「一本いただきました。ありがとうございます。」

いただきました?   えっ!!

 

本日、部活で稽古をしました。まわり稽古です。

稽古をしている一人一人と剣を交じ合わせます。

ひとつ上の先輩とすることになりました。

私よりも何倍も強く、全力でかかっていきます。それでも打たれます。

最後「一本な」と一本勝負をすることになりました。

ここからは試合と同じ感覚で一本を先に取るということが目的になります。

たまたまタイミングがよく、相手が面に出てくるところに対する小手打ちがうまく決まりました。

 

稽古を終了後、一人一人に「お礼を言います。」

 

そして、その先輩に、

「稽古有難うございました。」

「有り難うございます。一本いただきました。有り難うございます。」

すごいっ!と思いました。

後輩の私に対して、この一言です。

一本いただく、打たれて学ぶ。このことが私は意識できていなかったのかもしれません。

 

謙虚であるということは、すべての人、もの、ことに対して謙虚であるということです。