「ここまで育てたのに」
私の家庭は複雑です。
今もなお複雑です。
しかしながら、不自由ない生活をしてきました。させていただきました。
好きなだけご飯を食べ、好きなスポーツをする、素敵な人に出逢い、感動を共にする。
「帰り、気をつけて帰りなさいよ。」
「大切な人を乗せてるから大丈夫だよ。俺ひとりならそんなに気はらないけどね。」
「ここまで育てたのに死なれた困るよー」「おいっ、あはは!」
冗談交じりでしたが、自分を大切にする必要性を改めて感じました。
それに対して僕は、
「見てて!こっからいろんな人に倖せを与えていくからな!」
恩返しはもちろんですが、ここまで育ててくれたおばあちゃんにできることは
「恩送り」です。いまは精一杯鍛えるとき。鍛えて倖せを与えられる資格を手にして走り続けます。