「っ!!」

朝剣道の稽古に行きました。

先週は体調不良により参加できておりませんでした。

そのため、先生方が心配をして声をかけてくださいました。

観てくださっているのだと、体内が温かくなってくるのを感じました。

 

稽古が終わりに

『膝が悪いのでしっかり蹲踞ができないですが、ご勘弁いただきたい。』

とおっしゃるのです。

あまりに感動してしまい、礼をしたまま固まってしまいました。

その後も防具を棚に置こうとしているときに、

『〇〇さんといったかな。胴真っ二つにいただきました。参りました。』と。

 

 

50歳は離れているでしょうか。未熟者の私にこのように接してくださる。

私にはできません。将来的にもできる気がしません。

「おう!お疲れ!」などという言葉で済ませてしまう気がするのです。

 

なぜできるのでしょうか。不思議でなりません。温かい。技術うんぬんの前にこのようなことが非常に大切なのだと思います。

 

剣道だけではありません。関係性ができた時点でこうでなければなりません。

 

社会的地位、名誉、そういったものに現時点で魅力を感じません。

これを子どもたちに押し付けたいとは思いませんが、あり方いき方の一つであると思うのです。

なかには学校教育と銘打って押し付けようとする教師がいます。目的的に行動が出来なければ問題ではありますが、上記のことを絶対と勘違いしていることには注意しなくてはなりません。

 

「何かあったらいつでも言ってきてな」

仲間が言ってくれた、温かい言葉に感動。

逃げ場があります。辛いとき逃げるのです。逃げることはかっこいいことなのです。

 

まず、向き合う。乗り越えられないとき、逃げるのです。叫ぶのです。

かっこ悪いと思っている人が多いように感じます。

私も逃げ場になれる男になりたいです。解決などはできないけれど、安全地帯なのだとそっと支えてあげる、その程度です。

関係性の中で逃げ場になれないときは、逃げ「場づくり」に努めるのです。

 

 

ふと思う。

チームであることは必要不可欠です。

群れではいけません。。。と思っていました。

群れとチームの2つの様相をしめす集団がいいのかなとも感じます。

目的的に行動することだけでは、息がつまってしまいます。