娘と

GW、晴天の下、我が子が気持ちよさそうに眠っている。

目線には木が生茂り、太陽との丁度良い関係を築いてくれている。ゆっくりとした風が心地いい。

背中には芝の下の土の冷たさを少し感じる。服が汚れないか少し心配。けれど、この時間のためには仕方ない。あとで払えばなんとかなるだろう。

我が子のいいベッドになれているといいなあ。

遊び疲れて口を開けている。気持ちよさそう

に寝ている。外にいるけれど、この子との二人だけの空間。日陰というのは、外界との境も作ってくれているかもしれない。

木がそこにいるだけ。有り難い。

日陰を作るため、太陽や葉っぱ、木を支える大地、全ての恩恵を受けてこの時間を創出してくれている。自然への畏敬の念のひとつにこういうことがあるのだと思った。